ジュール・ルナール(フランスの小説家、詩人、1864-1910)
「幸福は、他人の不幸と比べて初めてそれが幸福だと実感できる」
という考え方は西洋では強いようで、
ロシアの作家イワン・ツルゲーネフも、
「人が幸福を感じるのは、他人に不幸があったときだけだ」
という名言を残しています。
ただ、最近の研究「Personal Excellence」では、
不幸になる人には共通する習慣があることが分かってきていて、
その一つに、
「他人と比べてしまう」
という習慣があるそうです。
ただ、他人の不幸を見なくても、
多くの苦労や不幸を経験した人は、
ほんの小さな幸福でもそれを幸福と実感できるものです。
自分の中の不幸を知っていれば、他人と比べなくともいいのかもしれません。
It is not enough to be happy, it is also necessary that others not be.