西野亮廣(日本のお笑い芸人、絵本作家、1980-)
平成30年度近畿大学卒業式にて、卒業生に贈った言葉。
「今。『チックタック~約束の時計台』という時計の物語の絵本を作っていて、時計ってとても面白いんですね。長針と短針があって、あいつらは一時間に一回必ず重なる時があるんですね。
毎時重なるようにできているんですけど、11時台だけは重ならないんですね。短針が先に逃げ切っちゃって二つの針が重ならない。
次に二つの針が重なるのは12時、鐘がなる時なんです。
皆さんに伝えたいことは何かというと、
鐘が鳴る前は報われない時間があるという事。
僕にもあったし、これから皆さんにも必ずある。
人生における11時台というのは必ずある。
でも大丈夫、時計の針は必ず重なる。
だから挑戦してください。
皆さんの挑戦がうまくいくことを願っています。