僕は二十歳だった。それが人生でもっとも美しい時だなんて誰にも言わせない。なにもかもが若者を破滅させようとしている。

ポール・ニザン(フランスの作家、哲学者, 1905-1940)

大人になって、ふと振り返って、昔を思い出す時は、

若さの素晴らしさを実感し、羨ましくなります。

しかし、20歳という時間は、若さの美しさ、素晴らしさを実感するよりも、

自分の限界、失恋、現実に対する失望、社会に対する怒り、将来への不安。

それらの物が心の多くを支配している時でもあるのです。

この名言はニザンが26歳の時に書かれましたが、その後35歳で戦死しています。

そして、この言葉は、青春を象徴する言葉として激動の時間を生きるフランスの若者たちに支持されました。

I was twenty, I won’t let anyone say those are the best years of your life


「僕は二十歳だった。それが人生でもっとも美しい時だなんて誰にも言わせない。なにもかもが若者を破滅させようとしている。」への1件のフィードバック

  1. 人間は今生きている証をどのような形で遺す事が出来るか、考え行動するかが、課題である。

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