妬まれるがいい、憎まれるがいい、幸福もまた無傷ではない。

谷川 俊太郎『祝婚断章「シャンパン」』(日本の詩人、作家・1931- )

結婚する二人に贈られた詩です。

結婚とは幸福だけではなく、

多くの苦しみ、悲しみを二人で分かち合うことでもある。

愛し合うからこそ生まれる葛藤もある。

結婚式ではあまりそぐわない内容かもしれませんが、

今でも多くの方に愛されている詩です。

嫉まれるがいい。
憎まれるがいい。
幸福もまた無傷ではない。
疑うがいい。
苦しむがいい。
愛もすでに無心ではない。

谷川俊太郎詩集


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