怠惰を求めて勤勉に行き着く

さいふうめい著『哲也−雀聖と呼ばれた男−』3巻

楽をするために必死に努力する。

一見すると矛盾しているようですが、

同時に効率を考えるということでもあると思います。

何かを成し遂げるために努力をし続ける事と、

楽になるための努力。

はじめは同じ苦労でも、

楽をするための努力は次第に目標達成が「楽」になるという結果となって現れます。

この漫画の登場人物の房州は、

自分の好きな麻雀で楽して大金を稼ぐために誰よりも勤勉なキャラクターです。

「将来楽をするため」という動機が一番人を勤勉にするのかもしれません。

 


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