ジョン・マイケル・グリーン(アメリカ合衆国の作家、教育評論家・1977-)
The only way out of the labyrinth of suffering is to forgive.
許せない人、許せないことはだれにでもあります。
しかし、憎み続ける事で自分が苦しむことにもつながります。
もちろん言わなければならないこと、やらなければいけないこともあります。
しかし、負の感情を持ち続ける事で、あなた自身が失うものは大きくなっていき、
不幸や苦しみの連鎖に陥ってしまいます。
許すことは人の為ではなく、自分の為なのです。
「許すことは決して相手を肯定することではありません。」
そして、許すのは他者だけではありません、
さらに大切な事は、自分自身を許すこと。
後悔や大きな失敗は辛いものです、
忘れる事はできません。
しかし、それを許すことはできます。
過去に縛られるのではなく、未来に向かって歩きだすことができること、
それが「許す」という事なのかもしれません。
最後に90歳の保育士さんの名言を紹介させてください。
「今が幸せだと、昔の苦しかったことや恨み事があったからこそ、今の自分がいると思えてくる。」
もしかすると、過去を許せたから今が幸せと思えるのかもしれませんね。