新川直司著『四月は君の嘘』
天才ピアニストの有馬公正は、
将来を嘱望されていたものの、
あることがきっかけで演奏中に音が聞こえなくなってしまい、
ピアノから距離を置いていた。
そんな時、宮園かをりというヴァイオリニストに出会い、
もう一度ピアノを弾きたいという思いが強くなる。
しかし、また音が聞こえなくなるのではないかという不安を抱えていた有馬に対し、親友の渡が言った言葉。
「スーパースターに挫折はつきものさ。逆境でこそ、そいつが本物かどうかわかる。だってよ、星は夜輝くんだぜ。」